子供が芳香剤を誤飲!多発してしまう原因や対処方法は?

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子育て



2021年4月8日、リードディフューザーという木製の棒などを浸して香りを広げる芳香剤の誤飲事故があったことを発表しました。

1歳の男の子が芳香剤を誤飲してしまう事故があったとして、これまでにも同様の事故が多発しているということで注意を呼びかけています。

子育てをしているとひやひやとした経験をされた方も多いのではないでしょうか?ら

今回は、どんな誤飲事故が発生しているのか、またなぜ子供は誤飲してしまうのかその原因や対処方法なども合わせて紹介していきたいと思います。

芳香剤の誤飲事故が多発中!!

昨年11月、一歳の男の子が、トイレに置いてあったリードディフューザーを誤飲してしまい、激しい咳や嘔吐や高熱などといった症状が現れたのだそうです。

その後化学性肺炎起こし肺の一部が空洞になってしまい、現在でも誤飲をしてしまった男の子は病院に通院しているのだそうです。

医師からの情報で国民生活センターに情報が寄せられており、リードディフューザーは開口部が大きく開いているものが多く、綺麗なボトルや長い棒はどうしても子どもたちの興味を惹きつけてしまう傾向があるということです。

このような芳香剤を使用する時には、小さな子供の手や目が届かないところに使用するようにと呼びかけが行われています。

2010年12月からの10年間で、今回のコイン事故と同様のリードディフューザーも含めた液体の芳香剤に関する事故情報は31件。

そのうちコインや誤嚥で28件、年齢別では1歳児が最も多く15件も似たような事故が発生しているようです!

このような事故をこれから引き起こさないようにするためにも、子供達を叱るのではなくその前に子供達に危険な目に合わせないように、あらゆる場面から子供に危険なものは排除しておく必要があります。

我が子は大丈夫!なんて思わずに、こんな事故もあり得るのだということを知っておくとこれからの対策に繋がりそうですね!

子供はなぜ誤飲事故を起こしてしまうのだろうか?

子育てをしていると誤飲事故を起こしそうになったとヒヤヒヤした場面も経験された方が多いのではないでしょうか?

口に入れたらダメ!なんて叱ってしまいがちですが、それでも誤飲事故は起こってしまうことがよくあります。

なぜ子供は食べ物以外のものでも口に入れてしまうのでしょうか?

生後5、6ヶ月の赤ちゃんぐらいになってくると、いろんなものを手に取りいろんなものを口に入れていくようになりますよね。

赤ちゃんは何でも口の中に入るものが全て、食べ物だけとは限らないということは認識することができません。

私たちは食べ物を口にする時には、気管の蓋が閉じて口に入れた食べ物は食道に入って行くようになっていますが、小さな赤ちゃんはまだこの機能が大人のように発達していません。

そのため食べ物ではないものを口の中に入れてしまった時、そのまま食道に入ることもあれば気管に入ってしまうこともあるんです!

食道を通って体の中に入ってしまっても本当に危険ですが、気管に入って詰まってしまうと息ができなくなり窒息死してしまうような重大な事故につながることも考えられます。

まずはこのような事故が起こらないようにするためにも、何でも口に入れるような時期になってきた時には手の届く場所や目につきやすい場所に危険なものは絶対に置かないようにすることが大切です!

いろんなことに興味を持ち始め、何でも口に入れるような時期はどんな赤ちゃんでも通ってくる道です。

口に入れたらダメ!!と叱ってもどうしてそれが駄目なのかなかなか赤ちゃんには理解することができないですし、叱ったりする前に危険なものは赤ちゃんの周りから排除しておくことが一番の安心に繋がると思います!

万が一赤ちゃんが誤飲してしまった時の対処方法は?

小さな子供達と大人ではめのつく部分もやっぱり変わってくるので、私たちが思ってもみなかったところに手を伸ばしたりすることもあると思います。

なるべく小さな子供から危険なものを排除しておいても、万が一赤ちゃんが危険なものを口に入れてしまうということがあるかもしれません。

万が一そんなことが起こっても正しく対処できるように、対処方法を紹介していきます。

・おもちゃを飲み込んでしまった

もしおもちゃを飲み込んでしまった時、 喉に詰まったりした時には子供うつ伏せにしたり下向きに抱えて背中を叩いて異物を外に出すようにしましょう。

万が一口の中に入れたものが出てこなくなってしまった時はすぐに救急車を呼んで病院へ連れて行ってもらい異物を取り出してもらうようにしましょう。

・タバコを飲み込んでしまった

タバコなどを吸われる家庭では手の届かないところにおいていてもいつのまにか下に落ちていたということもあるかもしれません。

こんなことが起こらないようにタバコの置き場所も考えなければなりませんが、万が一赤ちゃんがタバコを点取って飲み込んでしまった時、どれくらいの量を口にしてしまったのかを確認しましょう。

かなりの量を飲み込んでしまった時にはすぐに救急車を呼んで処置をしてもらいましょう。

もしニコチンが吸収されてしまうと、約30分ほどで嘔吐や腹痛やめまいやけいれんなどといった症状が現れることもあります。

医療機関を受診する時に正確に情報を伝えるために、どの程度のタバコを飲み込んでしまったのか、タバコを飲み込んでどれくらい時間が経過しているのかをしっかりと把握し病院で伝えることが大切です。

まとめ

今回は赤ちゃんや小さな子供の誤飲事故が多発しているということで、どんな事故が発生しているのか、またなぜ誤飲事故が起こってしまうのか、万が一誤飲してしまった時の対処法も併せて紹介してみました。

私たちは、これは大丈夫と思っていても赤ちゃんにとっては興味の対象のものであったり、私達の予想できないもので事故につながる可能性も十分に考えられます。

口に入れることを叱るのではなく、万が一のことを考え赤ちゃんの周りから様々な危険を排除していくようにしましょう。

そして万が一それでも誤飲事故が発生してしまった時には、すぐに病院に受診できるように飲み込んだものがどんなものなのか飲み込んでどれくらい時間が経っているかなど、その時はパニックになると思いますが落ち着いて状況を把握して病院で伝えられるようにしておきましょう。

大切な赤ちゃんを守れるのは家族だけなので、このような誤飲事故が起こらないように安心して安全に過ごせる環境で過ごしていきたいですね!

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