現在のところ、企業によってはまだまだ男性の育児休暇の取得を取りづらい、現実的に取れていないところが多くあると思います。
生命保険会社の【日本生命】では、2013年度から【男性の育児休業取得率100%】を目標とし、2013年度から5年間連続で達成されています。従業員のおよそ9割が女性という会社であるため達成できていると思うところもありますが、女性が多く働く会社だからこそ活躍を支援する想いが強いのだと思います。[こどもができたら、育児休暇はいつ?が当たり前になる会社を積極的に取り組み、女性たちがいつも通り活躍できる場所をつくるためには女性だけではなく、男性を巻き込んだ改革が必要なのです。
★男性は育児休暇をどう思っているの?
・ダメな理由がわかりません。まわりが支援してあげたらいい。ただし、取る方も感謝の気持ちを忘れず、連絡がすぐ取れるようにしてほしい。
・男も一緒に子供を育てていくものだと思うからいいことだと思う。
・人生の経験として育児をすることは悪くない。
・男性が育児に参加することはいことなので、いいと思う。
・いいと思う。家事、育児は、一緒にやるべき。
・現代社会において、男女ともにの育児を行うことは当然だと考えるようになってきた。
・賛成、男だろうがやることはあると思う。
・仕事が残っているにもかかわらず強引に取得されれば、イラッとします。
・悪いことではないが、なるべく保育所か妻に育児を任せるべきである。
・いいと思うけど人が足りていなかったら迷惑。
・生活リズムが大幅に狂う。
・取得してもいいと思うが、その人の代わりができる人がいるかどうかが問題だと思う。
・今は少し違和感を抱くが、どんどん簡単に取れるようになっていけばいいと思います。
・時代の先端をいっており挑戦的で好感が持てる。
・これからの職場にある認識を変えるためにはその動きも必要だと思います。
・もっと世間に広めて理解のあるようにした方がいいです。
様々な意見がありますね。
【希望はしていなかったけど、会社の方針で育児休暇を取得した】という意見が休暇を取った男性が半数以上でした。
ですが、実際育児休暇を取って子育てに関わった男性からの意見では・・・
・数多くミルク授乳ができた。
・オムツ替えが上手になる。
・赤ちゃんの成長を目の当たりにできる。
・なついてくれた。
・子供が何を言っているかだいたいわかるようになった。
・ママのサポートができる。
・育児について理解が深まる、男性取得者への道しるべになった。
・奥さんと協力し合い、夫婦で子育てを楽しめた。
・2人目が出来たらまた取得したい。
★育児休暇を取得によって家族との関係がどのように変化した?
・家事育児に積極的に関わろうと思うようになった。
・配偶者等の愚痴や悩みを受け止めようと思うようになった。
・子供たちの様子や気持ちがよくわかるようになった。
・子供たちの面倒を1人でも見られるようになった。
・配偶者の今後の仕事に対する希望等について相談するようになった。
・配偶者などに自分の仕事や職場の話をするようになった。
など、家事育児の大変さや、ママの負担の大きさを実際目の当たりにすることにより家事育児への関与、ママとの関係に対する意識の変化につながる可能性がでてきます!
育児の大変さを経験し、実感したことによって、男性は仕事と育児の両立の大変さや、一緒に働く女性に対しても思いやりを持てるようになることでその会社全体が働きやすい環境になると思います。
男性と同じように、女性も仕事にプライドを持っています。女性だけが子育てをしなければならないということはありません。大切なふたりのこどもは宝物です。お互いのキャリアを高め合い、たくさんの会話をしながら自分たちのしあわせをつかみとりましょう!
もっと日本の社会が育児休業取得に力を入れ取得しづらいではなく、取得するのが当たり前となる日が来るといいですね。