こんにちは、ひろびろです!
キャスターとしてさまざまな番組に出演されている辛坊治郎氏(63)が【後部硝子体剥離】であると発表されました。
中高年に多く見られ、また、病状が進行すると網膜剥離、果ては失明へと繋がりかねない怖い病気です!
フランスから帰国後に左目の不調を訴え専門家へ相談、そこで網膜剥離の恐れがあること、失明する可能性を伝えられたそう。
ただ、後部硝子体剥離と言われても正直どんな病気なのか検討がつきません・・・
ですが放っておくと失明してしまうかもしれない病気。
そうならないためにも記事を読んでわずかでも知識を得ていただければと思います。
硝子体とは?
まずは目の構造について少し記しておくと
眼球には
角膜、光を調整する瞳孔、レンズの役割を果たす水晶体、そしてその奥、網膜にいたるまでの間に硝子体が詰まっています。
これは透明でいてドロっとした、例えるならたまごの白身のようなもの。
これらを通してわたしたちはものが視えているわけですが、これが年齢と共に少しずつ変化していってしまうのです。
年齢と共に変化するものとは?
3・40代になるにつれ、たまごの白身のようだった硝子体は組成が少しずつ変化していき、液体がたまる場所が出来てきます。
これを離水というのですが、この離水がどんどんおおきくなっていき、変わりに硝子体が収縮していってしまいます。
その際硝子体が濁ってしまうのですが、その濁りによって視界の端々に黒い小さな影が視えることがあります。
なかには思い当たる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これがいわゆる『飛蚊症』というものになります。
そして離水によって収縮していた硝子体は網膜との癒着がはがれ、後部硝子体剥離へと繋がるのです。
どんな人に起こりやすいのか?
年齢と共に硝子体が変化することで起こるといわれているので、やはり中高年に多く見られる症状のようです。
特に白内障の手術を受けた場合、1年以内に症状が出る場合も。
後部硝子体剥離が引き金となって網膜裂孔・網膜剥離などの重大な病気になる場合もあるこの病ですが、適切な治療を受ければ防ぐことが出来ます!
異変を感じたらすぐ受診を!
網膜剥離まで症状が進むと現状入院・手術が必要になってきますが
網膜裂孔そ時期に発見出来れば外来で治療が受けられるそう!
“飛蚊症なんて歳を重ねたらみんな出てくる”
なんて思わず、早めに病院で受診しましょう!
その決断がもしかしたら早期発見・早期治療へつながるかも知れません^^