2020年3月20日(金)より全国公開された映画「もみの家」。
富山県内ですべての撮影が行われていたというので、富山県のどの場所で撮影されていたのか、また撮影秘話などもまとめていきたいと思います。
映画「もみの家」富山県で撮影
映画『もみの家』は季節の移り変わりがしっかりとわかるように、ロケは2018年の5月・9月、2019年1月・3月・4月。富山県内で全ての撮影が行われました。
・富山県砺波市の散居村
主にこちらが舞台となっており、この場所では民家を一軒借りて、付近にある田んぼでは田植えや稲刈りをする風景などが撮影されたようです。
・鉢伏山山頂
となみ夢の平スキー場があるのだそうですが、ここでは散居村の夕焼けを眺めながら会話するシーンで撮影が行われていたようです。
・南砺市福野地域
この地域の畑では野菜を収穫しているシーンが撮影されているようです。
・富山県立南砺福野高校
こちらではこの学校に通っている生徒は、エキストラとしてこちらの映画の撮影に参加されていたようです。
・神通川さくら堤
富山市内にあり、もみの家に向かっている時の様子や富山地方の鉄道の電車内や桜並木などの撮影などでこの場所や富山市内が使用されていたようです。
・立山町の岩峅寺駅前広場
この場所では獅子舞を披露するお祭り会場に利用されています。
すべての撮影が富山県内で行われているということで、ロケ地巡りもとっても季節を感じながら楽しめそうですね!!
一年かけて撮影!撮影秘話
先ほども紹介しましたが、 全ての撮影を富山県内で行われており、撮影時期も年間を通して、季節の移り変わりがわかるようになっています。
なかなか一つのストーリーで一年間の季節の移り変わりなどがイメージできる作品ってないですよね。
そんな中で主人公を演じられた南沙良さんはシーズンごとに1週間から2週間ほど富山に通って撮影に挑まれていたようです。
初めてこんなに自然に触れ合える機会があったと、新鮮な気持ちで撮影ができたようです。
農作業や田植えなど初めての体験をたくさんし、実際に想像していたよりも大変なことなんだということがわかったそうです。次の日には筋肉痛になっていたとのこと。獅子舞も初めてで思っていたよりも重たくて大変だったようです。
さらに散居村を一望できる場所では、お芝居をしながらもその景色にすごく感動されていました。
そんな主人公を演じた南沙良さんは、この映画を通して生活していく中でちょっと息苦しくなってしまったり窮屈になってしまう瞬間って誰にでもあると思うけど、そんな気持ちを少しでも味わった方にきっと何か届くものがあると言われています。
この映画を通して、心に響いてくるセリフやシーンもたくさんあり、何かのきっかけになるのではないかと思います。
まとめ
今回は映画「もみの家」をご紹介しました。
自分の殻に閉じこもってしまった少女が、同じような人や周りの大人に支えられながら殻を破って成長していく姿が描かれています。
生きていると息が詰まってしまったり、悩みや不安などもあると思いますが、きっとこの作品を通してどれだけ周囲の人に助けられているのか、たくさん支えられているんだということを改めて実感することができるのではないかと思いました。
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