京都市内の宿泊施設で嘘の予約をし、無断キャンセルを繰り返し逮捕されていた岸田治子容疑者(51)と息子の治博容疑者(31)が再逮捕されました。
近年ではSNSの普及もあり、無断キャンセルされた飲食店が助けを求めるツイートを上げニュースになることもしばしば目にします。
どうしてもやむを得ない事情がある場合は分からなくもないですが、相手側に多大な迷惑を掛けてしまう行為だというのはある程度の年齢になれば十分考え付くところだと思います。
再逮捕された岸田親子はこの無断キャンセルを3200回ほど繰り返し、被害総額は1億円を超えるそうです。
今回は
- なぜキャンセルを繰り返したのか
- 他府県でも無断キャンセルをしていたのか
- 親子に関する情報
についてまとめていこうと思います。
無断キャンセルを繰り返したのはなぜ?
MBSニュース より
岸田治子容疑者(51)と息子の治博容疑者(31)は、宿泊予約サイト「一休.com」で予約した京都市内のホテルを無断キャンセルしたとして、今年1月に逮捕されました。治子容疑者は取り調べに対して「宿泊予約の変更をした際に変更前のポイント分も付与されていることに気付いた」などと供述しているということです。
親子は“キャンセルした宿泊のポイントも付く”というシステム上の不備を悪用して、無断キャンセルを3200回ほど繰り返し、被害額は1億円を超え、250万円分のポイントを不正に取得していたとみられています。
予約サイトのシステム上難しいことなのかもしれませんが、キャンセルした予約のポイントの取り消しが出来るようにならないと他にも多かれ少なかれ被害がありそうな気がします。
システム不備を放置していたサイト側にも責任がある?
スマートフォンが普及して、いまや生活に欠かせないものになりつつあります。
最近では飲食店だったり美容室だったりもネットサイトから予約するところもかなり増えてきました。
ホテルの宿泊予約サイトも検索するとかなりの数の会社がありますが、
- キャンセル料の支払い請求がなかった
- 無断キャンセルを繰り返していても新たに予約が取れている
- 宿泊していない客になぜポイントが付くのか
という声がネット上でよく見られました。
他のサイトがどういうシステムかは分かりませんが、なにかしら解決策はあったのではないでしょうか。
他府県への被害はあったのか
MBSニュース より
警察は、親子が奈良や滋賀の宿泊施設でもキャンセルを繰り返していたとして、今月12日に再逮捕しました。
京都市内だけでなく、関西県内でも嘘の予約をして無断キャンセルを繰り返していたようです。
もしかしたら近畿だけでなく他の地方でも余罪が出てくるかもしれません。
岸田治子容疑者と治博容疑者の顔画像と人物プロフィール

岸田治子(きしだゆきこ)容疑者(51)と岸田治博(きしだゆきひろ)容疑者の写真はすでに報道などで公開されています。
共に住所不定ということですが今回の事件で得たおよそ250万円ものポイントがあるので、それを利用してホテル生活を送っていた可能性もあります。
職業について、治子容疑者は自称自営業、治博容疑者は自称会社員と報道されています。
まとめ
数年前にコンビニ店員が客の購入分のポイントを自分のカードに付けていた、ということがありました。
無断キャンセルを繰り返す悪質さと被害額は比べ物になりませんが、ポイントの不正取得という点では共通しています。
今回はキャンセル回数が異常だった為対処されましたが、氷山の一角に過ぎない気がします。
ともあれシステムの不備ははやく直して、利用者はモラルを持った行動をしてほしいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。