奈良県生駒市の私立中学校に通う2年生の男子生徒が同級生の女子生徒を繰り返し盗撮していたことが分かりました。
学校側は現在、該当する男子生徒ら(少なくとも5~6人)から聞き取り調査をしているということです。
被害にあった女子生徒は20人近くいるということで、今後のメンタルケアなども必要になってくるかと思います。
今回は
- なぜ盗撮が繰り返されたのか
- 金銭のやりとりがあったのか
- 男子生徒らへの対応はどうなるのか
- 学校の名前、場所
などをまとめていきたいと思います。
生駒市立中学で盗撮!なぜ繰り返されたのか
関西テレビ より
奈良県生駒市の中学校で、男子生徒のグループが女子生徒のスカートの中などを盗撮し、無料通信アプリで共有していたことが分かりました。
生駒市教育委員会によると、市立中学校の2年生の5人から6人の男子生徒がペン型カメラやスマートフォンで女子生徒10人以上のスカートの中などを撮影していました。
男子生徒らは無料通信アプリ「LINE」でグループを作るなどして盗撮した動画などを10人ほどで共有していました。
調査に対して盗撮した生徒の多くは「興味本位だった」と話している一方、「撮影しないとグループからはみ出してしまう」と答えている生徒もいるということです。
LINEのグループ機能を使って動画を共有していたって普通に気持ち悪いですが、学生時特有の“仲間外れ”にあいたくないから盗撮を行なっていた生徒もいたようです。
なんにせよ、質が悪いですね。
盗撮で金銭のやりとりがあった?
読売新聞オンライン より
市教委や学校によると、男子生徒らは昨年11月頃から、ペン型カメラやスマートフォンを使って盗撮。男子生徒のグループ内で1枚300~1000円で売買したり、盗撮機材の購入資金を出し合ったりしていたという。一部の男子生徒は事実を認め、被害を受けた女子生徒は20人近くに上るとみられる。
盗撮のために専用の小型カメラを用意するあたり悪質さが際立っているように感じます。
集団でグループを作って犯行を行っていて、やめたいけど言い出しづらい雰囲気を作る目的もあったのでしょうか。
男子生徒たちへの対応・保護者への対応などはどうなるのでしょうか。
未成年の犯行、責任は保護者が?
今回盗撮をした生徒たちはいずれも中学2年生、未成年者です。
未成年の犯行がおこった際によく言われることは「実名報道されない」ことだと思います。
あと実刑判決を受けることが少ないこと。
今回は被害者が20名を超えているので責任問題は免れないと思います。
未成年ではできることも限られるので、やはり親が責任を負うかたちになるのではないでしょうか。
盗撮動画の流出の心配はないのか
今回盗撮した動画をLINEのグループで共有していたとのことですが、実際に動画の売買も行われていたということで他生徒、もしくは学校外の人物へ流出してしまう危険は無いのでしょうか。
今の時代、動画や画像の流出って恐ろしいことだと思います。
そのあたりも県警は調査に入ると思いますが、拡散されていないことを祈るばかりです。
生駒市立中学校の名前・場所は?
今回盗撮のあった学校は生駒市立中学校ということが公表されているだけで、詳しいことは分かっていません。
読売新聞オンライン より
今月7日、生徒からの訴えを受け、盗撮の被害が発覚。学校が男子生徒への聞き取りとスマホの調査を始めた。
校長は取材に対し、「今後、子供たちにスマホの使い方やルールを改めて教えていきたい」と話した。
生徒から訴えを受けた同日に学校側は市教委に報告、奈良県警にも相談済みとのこと。
事件として調査されるかはまだ分かりませんが、緊急保護者会を開き今後の対応などを含め説明しているそうです。
便利なものが増え生活がしやすくなった側ら、犯罪に悪用されるケースも珍しくなくなってしまいました。
使い方のルールはもちろんですが、人としての最低限のルールも今一度勉強しなおしてほしいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。